HIV検査は早く受けるメリットがたくさんあります。ウイルスの増加を防いだり免疫力を保つことが可能なんです。それでも専門の検査は苦手だという方にお手軽に自宅で受けられる検査キットのご説明をいたします。

腹痛で危険を感じ、HIV検査を受けるのも有益

 HIVウイルスに感染した場合は、2週間から2か月後に風邪に似た症状が出ることがあります。発熱やのどの痛み、発疹、下痢などです。腹痛は下痢の際に出るものなら別ですが、下痢でもなく腹痛がある場合は他の疾患の可能性も考えられますので、激しい痛みが長時間続くようなら内科などを受診しましょう。
 下痢や腹痛は日常的にありがちな症状であり、それをもってしてHIVに感染した可能性をうんぬんすることはできません。それよりもっと感染のシグナルとなる症状があるからです。初期症状では、38度以上の高熱、倦怠感、筋肉痛、関節痛などのインフルエンザとよく似たこれらの症状がその代表例です。インフルエンザにかかったときは、普通の風邪とは明らかに違うということが、こうした強い症状から自分でもわかるものです。インフルエンザのシーズンでもないのに、このような症状が現れたら、HIVに感染した可能性がそれなりにあるものと考えられます。他にも 発疹や下痢、頭痛、嘔吐、脇の下や首周りのリンパ節の腫れが初期症状として挙げられます。
 しかし、何も症状が出ないこともあり、症状がないからといってHIVに感染していないことにはならないため、やはり少しでも感染の可能性がある場合は、HIV検査を受けるべきでしょう。うやむやにしておくのは危険です。もし感染していてなんの治療もしないでいたら、5年から10年後にはエイズを発症します。それでも治療をせずに放置していたら、約2年で命を失うとされています。以前はHIVに感染することはほぼ、死を意味しました。しかし現在では、感染後なるべく早い時期から治療を始めれば、助かる病気となっています。腹痛を機にでも検査を受ける価値はあります。早期発見は極めて大事です。