HIV検査は早く受けるメリットがたくさんあります。ウイルスの増加を防いだり免疫力を保つことが可能なんです。それでも専門の検査は苦手だという方にお手軽に自宅で受けられる検査キットのご説明をいたします。

だるいや肌荒れがあったらHIV検査を

HIVは病名ではなく、ウイルスの名前です。正確にはヒト免疫不全ウイルスといい、このウイルスが体内に侵入すると免疫として働く細胞に感染します。感染した細胞が増えることで免疫力が落ちて行き、健康な人は罹らないような病気に罹り易くなります。その中にエイズがあり、後天性免疫不全症候群のことでHIVに感染することによって免疫力が弱くなった人が様々な病気に感染することを指しています。HIV検査を受けるきっかけとして、感染者の90パーセントに何らかの皮膚症状が現れるといわれます。ただの肌荒れではなく、脂漏性皮膚炎や伝染性軟属腫・急性期皮疹などが現われます。脂漏性皮膚炎は頭部や顔・胸・背中などの皮脂の分泌が活発な部位に痒みを伴う赤い斑点が出ます。また表皮の角質が剥離して肌荒れのような症状を見せます。肌荒れではなく皮膚の色が抜けて白くなっていく、尋常性白斑などは見過ごしがちな症状となるので注意深く観察することが必要です。急性期皮疹は直径5mmから10mmの赤く腫れた丘疹が体中に出ますが、1週間から2週間ほどで放置しておいても自然に消えるものもあります。乾癬は一番肌荒れを思わせる症状で、赤い斑点がやがて「かさぶた」となり皮膚がボロボロになります。HIVの感染は性交渉の2週間から8週間後に風邪やインフルエンザに似た症状として、発熱やのどの痛み・倦怠感・だるいなどが現われ、これを急性感染期(初期症状)といいます。必ずこれらの症状が現れるものではありませんが、50パーセントから90パーセントの高い確率で現われ2週間ほど続きます。そのご抗体が産生されてウイルスが激減し、数年間は無症状となります。正確な結果を得るためには、性交渉から12週間後にHIV検査を受けてください。専門の施設ならば、急性感染期の感染を調べる検査もあります。